大学時代に所属していたサイクリング部。その最大のイベントといえば、夏休みを利用して2~3週間かけて北海道を走る「夏ラン」だ。
飽きるほど毎日のようにきれいな景色を見ながら、気の知れた友達と一緒に北海道の雄大な自然の中を長期のサイクリング旅行。楽しくないわけがない。学生時代の思い出の6割以上は夏ランといっても言いすぎじゃない。ただこんなことができるのも時間が有り余っている学生の特権だと、卒業後ずっと思っていた。
・・・なんとそれが今年、現実になった。奇跡的にメンバーの休みが合い、8月11日~17日の6泊7日、総勢14名のサイクリング部OBOGが参加する「OBOG夏ラン」を実現することができた。1日を除いて全日晴天に恵まれ、みんなのテンションも最高潮。全力で一週間の北海道旅行を満喫した。
この楽しさを忘れないうちに、旅行記を書いていこうと思います。
まずは1日目、網走の女満別空港からスタート。
8月11日
女満別空港~網走
ファームイン アニマの里 泊
走行距離:20km
羽田空港出発は17:50発。お盆はじめでもっとも空港が混雑する時期ということもあり、遅い時間の便しか取れなかった。1時間40分の空の旅の後、いよいよ今回の夏ランの出発地、女満別空港へ降り立った。
網走の気温は25℃弱。夜とはいえ、連日35℃近い最高気温をたたき出す東京と比べるとやっぱり涼しい。それでも空港で地元の人たちが「今日は暑いね~」と話していて驚いた。涼しい風とほのかに漂う牧場の香り(要するに牛臭い)を浴びて、北海道に来たことを実感してうれしくなった。
網走方向を目指し、道道64号を北上していく。気候は気持ちよかったけど、街灯もほとんどない道道は予想以上に真っ暗で、走っていて軽く恐怖を感じた。東京では車からの視認性を高めるくらいの役割しか感じないLEDのライトが、あれほど心強く感じたことはなかった。
北上を続け、国道39号に入ると多少明かりもあって一安心。しばらくして、1時間前の飛行機で先に走り始めていた友達と、呼人駅近くのスープカレー屋「木多郎」で落ち合った。少し分けてもらって味見したけどここのスープカレーは絶妙な酸味があってかなりいい味でした。
この日の宿であるファームイン「アニマの里」に到着するころにはすでに22時を回っていた。久しぶりに会う友達も含め、これから一緒に北海道を巡るメンバーと顔をあわせ、旅が始まる期待と懐かしさが入り混じった気持ちいい感覚をかみ締めた。
談話室(マンガ部屋)でミーティングをし、1時過ぎに就寝。
ああ、初日からビールを飲んでしまった(^^;)

